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常磐線概要

◆常磐線の概要
 常磐線は、日暮里~岩沼間の343.1キロの路線です。
 実際は、東北本線を含めた上野~仙台間のことを指すことが多いです。

 系統をまとめると、以下のようになります。

特急「スーパーひたち」
上野~仙台間を結ぶ特急で、1時間に1本(毎時上野00分発)運転されています。
全て651系で運転されていて、7両・4両(勝田以北のみ)・11両(7+4)で運転されます。
7両・11両編成の4号車には、グリーン車がついています。



特急「フレッシュひたち」
上野~勝田・高萩間を結ぶ特急で、1時間に1本(毎時上野30分発)運転されています。
基本的にE653系で運転されますが、一部列車はスーパーひたち用651系です。
7両(赤,黄,青,緑,651系)・11両(7+4(橙),651系)・14両(7+7)で、651系運用にはグリーン車がついています。



中距離列車(いわき~原ノ町~仙台)
この系統は、E721系・701系で運転されています。


中距離列車(土浦~いわき・草野,水戸線)
この系統は、E501系で運転されています。5両・10両で、水戸線へは5両編成が入線します。
いわき~草野は、早朝の上り1本のみで、10両編成が充当されています。
E501系のページで詳しく扱いますが、10両編成のみが加減速時に音階を奏でます。
なお、この系統には予備編成がないため、検査・故障時にはE531系が代走を行います。



中距離列車(友部~原ノ町,水戸線)
この系統は、415系1500番代で運転されています。
4両・8両・12両で、水戸線へは4両編成のみが入線します。



中距離列車(上野~土浦・水戸・勝田・高萩)
この系統は、E531系で運転されています。朝・夕は高萩まで入線しますが、昼は土浦・水戸・勝田で折返しをします。
取手以南では、快速運転を行います。
5両・10両、土浦以南では15両(10+5)で運転され、10・15両編成の4号車・5号車には2階建てグリーン車がついています。
上野~取手間で快速電車と一緒に走るために、区別するために「M電」などと呼ばれることがあります。



快速電車(上野~取手・成田線)
快速は、我孫子~北千住間は柏と松戸のみ止まります。
この系統は、E231系で運転されています。常磐線内は10両・15両(10+5)で、成田線内は5両・10両です。
中距離列車と区別して「H電」「E電」などと呼ばれることがあります。



各駅停車(東京メトロ千代田線直通)
各駅停車は、我孫子~綾瀬間の全ての駅に止まります。
この系統は、E233系2000番代・209系・203系と、東京メトロ16000系・06系・6000系で運転されています。
全列車10両編成で、東京メトロの車両のみが、小田急電鉄の唐木田まで乗り入れを行っています。
203系は、今年度導入予定のE233系に置き換えられる予定です。



◆常磐線の種別と停車駅
 常磐線には、特急・特別快速・快速・普通・各駅停車など様々な種別があり、複雑です。
 そこで、種別と停車駅を図で紹介します。(クリックすると拡大)

◆当サイトで扱う主な車両
 中距離列車を中心に扱っています。


E531系 
 デビュー 2005年7月
 最高速度 130km/h
 基本編成 22編成(220両)
 付属編成 16編成(80両)
 運転区間 上野~高萩

E501系 
 デビュー 1995年12月
 最高速度 120km/h
 基本編成 4編成(40両)
 付属編成 4編成(20両)
 運転区間 土浦・小山~いわき